オオサケジンジャ 神社コード
大避神社 6321051/本務
所在地 678-0172
赤穂市坂越1299
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電話番号 0791-48-8136(大避神社)
HP
通称名
例祭日 10月第2土曜日・日曜日
例祭の
通称
坂越の船まつり
交通公共 ◆JR赤穂線「坂越駅」より徒歩20分。路線バス小島行き「坂越港バス停」下車し徒歩5分。
◆新幹線「相生駅」よりタクシー15分。
交通・車 国道250号線高取峠を下りて、坂越橋東詰の交差点を左折、坂越トンネルを通過し海岸道を東へ約800mで神社参道に着く。
駐車場 あり(3台)他に公共無料駐車場が海岸通りにある
主祭神 秦河勝  ハタノカワカツ
配祀神 天照皇大神 春日大神                    
【アマテラスオオミカミ カスガノオオカミ                    】
祭記事
 坂越の船まつりは国選択無形民俗文化財・用いる船は県指定有形民俗文化財である。

 12隻余りの祭礼用和船が生島(国指定天然記念物)にあるお旅所までを、神輿船を中心に渡御する。350伝統があり、瀬戸内三大船まつりに数えられている。

 神社下の浜辺で、神輿を船に乗せるためのバタ板の橋架けの練りが勇壮に行われ、艤装し飾り立てた船に獅子舞、頭人、楽人、供奉員等が乗船し出航する。先頭は昔の千石船の伝馬船である櫂伝馬2隻が曳航し、獅子を舞い、雅楽を奏でながら1時間余りの船渡御をし、お旅所祭の後、夕暮れには船に提灯を掲げ、陸にはかがり火を焚き、美しい幽玄の世界の還幸がなされ、他に類を見ない祭である。
由 緒
 ご祭神秦河勝公は、中国より渡来した秦氏の子孫で、氏の長として数朝に仕え、特に聖徳太子に寵任された。

 河勝公は、会計制度を起し、外国使臣来朝の際の接待役等多くの功績を残されている。太子より仏像を賜わり太秦に広隆寺を建立された事は有名である。

 また、神楽を創作制定され、今日では楽家の祖、あるいは能楽の祖として崇められている。

 河勝公は、皇極3年(644)に、太子亡きあとの蘇我入鹿の迫害をさけ、海路をたよって此々坂越浦にお着きになられ、千種川流域の開拓を推め、大化3年(647)に80余歳で薨ぜられた。

 河勝公の御霊は神仙化とし、村人が朝廷に願い出、祠を築き祀ったのが大避神社の創建と伝えられている。

 一方近在の村々30余ケ村に、ご分社を祀り開拓神として今日も信仰されている。

 更に、河勝公の後裔である秦・川勝・河勝家の人々の崇敬をいただき、近年では航海安全はもとより、災難ざけ守護神として交通安全、厄除の神社としても信仰されている。
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