ゼンカイハチマンジンジャ 神社コード
前開八幡神社 6301265/兼務
所在地 651-2108
神戸市西区伊川谷町前開1271
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電話番号 078-974-9677(惣社社務所)
HP
通称名 前開の八幡さん
例祭日 1月19日
例祭の
通称
交通公共 ◆明石太山寺線14系統「前開バス停」下車東へ徒歩5分
◆市営地下鉄「伊川谷駅」より東へ900m
交通・車
駐車場 あり(1台)
主祭神 応神天皇  オウジンテンノウ
配祀神                      
【                     】
祭記事
 江戸期には明石藩侯松平氏の崇敬も篤く、それを反映する特殊神事「湯立て」が、今も厳粛に執り行なわれている。

 氏子は全員羽織袴で参詣し、湯立釜の前に整列し神事に参加する。また、酒祀と称して神前に供えた熱饌と神酒を拝戴する行事があり、この宮に残る特殊神事である。弓引きも、悪疫が流行らぬ為の神事であり、的の裏に、「鬼」の字が紙書して張られている。餅撒も盛大に行なわれ、遠近からの参詣者も多数ある。

 最近は、野菜市なども行なわれ、賑いは一段と華やかである。
由 緒
 阪神淡路大震災(1995)で被災したが、いち早く復興した八幡神社である。土地の人々は親しみを込めて八幡さんと呼ぶ。

 勧請年代は不詳であるが、灯籠に「享保14年」(1729)、「文化12年」(1815)、また、狛犬には「安政戌午三月(1858)」の文字が刻まれている。

 伝承によると、皇族が病気療養に来られ、応神天皇を深く信仰し、此の地に八幡大神を勧請したところ、病気も平癒したため帰京したが、引続き里人達は八幡を信仰するに至ったという。(附近に古墳あり、皇族の遺蹟と伝う。)

 この地区は、大久保加賀守季任公の代、正保元甲申年(1644)に、東皆発村(今の前開中地区)と下皆発村(今の前開下地区)に分かれたと伝う。皆発は開発ともいわれ、大開拓が行なわれたのかも知れない。
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