マツオイナリジンジャ 神社コード
松尾稲荷神社 6301079/本務
所在地 652-0823
神戸市兵庫区東出町3-21-3
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電話番号 078-671-6444(松尾稲荷神社)
HP
通称名 松尾のお稲荷さん
例祭日 7月22日
例祭の
通称
交通公共 ◆JR「神戸駅」より南へ700m徒歩10分
◆市バス「湊町1丁目バス停」下車南東へ徒歩5分
交通・車 阪神高速京橋から国道2号線を西進。「湊町1丁目交差点」を南進。はじめての信号を西へ20m。「稲荷市場南出口」西側。
駐車場 あり(1台)
主祭神 倉稲魂大神  ウカノミタマノオオカミ
配祀神 大宮女大神 猿田彦大神                    
【オホミヤノメノオオカミ サルタビコノオオカミ                    】
祭記事
 当社には、ビリケン様というアメリカ渡来の福の神が祀られている。これは、1907年アメリカの女流彫刻家が、夢に見た福神を制作したものが世界的に流行したもので、キューピーのモデルともいわれている。当社に祀られているものは、大正の中頃に本物を真似て日本で作られたもので、米俵に腰をおろし、右手にコヅチ、左手に瑞玉を持ち、背中に大判を背負うという和洋折衷のビリケン様である。これが昭和の始めに奉納され、以降多くの参拝者の篤い信仰を受け、現在では、本来の招福の御神徳に加え、病気平癒の神、子供の神、ひいては学業向上の神としても信仰されている。
由 緒
 当社の鎮座地はもと湊川の堤防上であった。湊川合戦の折(1336)、楠木正成公は、堤防上に立っていた松の大樹を目印に一族郎党の集合を命じ、一同が身につけていた神仏の護符が血に汚れるのをはばかって、その松の木の根元に祀られていた稲荷の祠に納めたという。その松の木は、大正3年(1914)に社殿を造り替える時に切られ、残っていないが、正成公ゆかりの松というわけで、これに因んで「松尾稲荷」という社号になった。

 当社は、戦前まで福原遊郭に近く、昼夜を問わず多くの酔客・芸妓の参詣で賑わっていた。そのせいか「提灯もちのお稲荷さん」と呼ばれ縁結びの神としても親しまれていた。
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