ツナシキテンマンジンジャ 神社コード
綱敷天満神社 6301003/本務
所在地 658-0055
神戸市東灘区御影1-22-25
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電話番号 078-841-1150(綱敷天満神社)
HP
通称名 御影の天神さま
例祭日 9月25日
例祭の
通称
交通公共 ◆阪急電鉄神戸線「御影駅」より南西へ800m徒歩10分
◆阪神電鉄「石屋川駅」より北へ800m徒歩10分
◆「JR住吉駅」より西へ徒歩15分
◆市営バス「石屋川バス停」より東へ徒歩7分
交通・車 ◆三田方面からは六甲山トンネルを南進。2号線東行きは、御影高校を右折北進。2号線西行きは、弓場線を右折北進。
◆阪神高速「魚崎IC」または「摩耶IC」にて下車。山手幹線石屋川東南角が神社。
駐車場 あり(10台)
主祭神 菅原道真大神  スガワラノミチザネノオオカミ
配祀神 別雷大神 蒼稲魂大神                    
【ワケイカヅチノオオカミ ウカノミタマノオオカミ                    】
祭記事
【八色雷公 綱打神事(やぐさのらいこう つなうちしんじ)】

 この珍しい特殊神事は、「綱打祭(つなうちまつり)」と呼ばれ、文治2年(1186)より始められている。

 1月8日に氏子の代表者が、小網36本(閏年は37本)を12本ずつ3束にして練り合せ太く逞しい大綱を作り、注連柱に3巻き半に巻くように張り渡し、8本の白矢を突き刺し、多くの榊葉を束ねて下に吊し、御幣と麻緒を付ける。『大綱は龍を表し、8本の白矢は八色雷公を意味し諸々の災いを除き、罪穢を祓い清める。この注連柱全体が祓具であり、ここを潜り抜けることによって1年間無病息災に暮らせる。』と言い伝えられる。

 厄除甘酒接待あり。
由 緒
 太古は、天神山(現・御影山手)の荘厳な祭壇地に祭祀され、中世に現世の鎮座地(菟原郡覚美郷石屋村八色岡・うはらぐんかがみのさといしやむらぐさおか)に遷された。

 社伝によると、『茨城国造の天道根命が、天神山に別雷神を祀るに始まり、天津彦根命に伝えられ子孫代々鎮祭す。』とある。

 次に『用明天皇の御代、聖徳太子が四天王寺建立の時、大和の兵衛、山城の太兵衛を伴われよき石を求めて当地を訪れた。石屋村の祖・山背王を石匠となし、石を切り出させたところ、見事な鉱石が出たので御影石と名付け、自ら「蒼稲魂」と刻み、雷神の御社に合せ祠る。』とある。この地に留まった「大和の兵衛」は「長谷姓」を、「山城の太兵衛」は「時枝姓」を名乗ったので、かつて石屋村は長谷・時枝の姓が多かった。

 そして、『後掘河天皇の御代、菅公九世の孫、菅原善輝公が太宰府の神官に任ぜられ筑紫に赴く途次に当社を訪れ、その昔、道真公が讃岐へ下向された時や、太宰府へ左遷された時に参拝された特にゆかり深き地として社殿を建立し、配流の身の道真公を案じ石の上に綱を敷いてお迎えした由緒を以て「綱敷天満宮」と社名を定め、雷神の御社の相殿に合わせ祀る。』とある。
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