イエシマジンジャ 神社コード
家島神社 6316258/本務
所在地 672-0102
姫路市家島町宮1
  docomoはこちら。 auはこちら
電話番号 079-325-0365(家島神社)
HP
通称名
例祭日 7月25日
例祭の
通称
交通公共 姫路港より汽船約30分、「宮港」下船、徒歩約15分
交通・車
駐車場
主祭神 大己貴命  オオナムチノミコト
配祀神 少名彦命 天満大神                    
【スクナヒコナノミコト テンマンオオカミ                    】
祭記事
家島神社大祭(夏祭)
 7月24日夜、提灯行列が行われる。宮地区の宮浦神社で採火された御神火を戴き、町中を囃歌によって練り歩き、家島神社まで夜詣する。同じ頃、宮・真浦の港に停泊中の「だんじり船」では、獅子舞の奉納がある。

 翌25日には、宮・真浦の両地区から出港した「だんじり船」では、道中と呼ばれる所作を獅子連中が繰り返しながら、天神浜(家島神社境内の浜)より上陸し、家島神社に至って獅子舞を奉納する。大祭には、巫女による神楽や湯立ても行われる。
由 緒
 播磨灘の中央に、44とも数えられる家島諸島が浮かぶ。ここは国生み神話の伝承地、そして、海洋交通の要衝として重要な位置にある。

 当社の鎮座する家島本島は、諸島の中でも特に入り江が奥深く、絶好の港になっている。伝えられる処では、神倭磐彦命(神武天皇)が、大和橿原の地に向かわれる途次、当地へ御寄港になられたところ、港内が風波穏やかで、あたかも家の中にいるように静かであったので「いえしま」と名付けたという。当社はこの時、武運長久と海上航海の安全を祈願して天神をお祀りしたに始まると伝わる。

 家島諸島・播磨灘総鎮守である当社は、承和7年(840)官社に列せられ、つづく『延喜式』には「名神大」としてその名を連ねている。

 境内地は岬の突端に位置し、境内全域にウバメガシ、シイ、トベラ等が生い茂り「天神の森」と呼ばれ瀬戸内海国立公園に指定されている。境内入り口には、菅公上陸の地とされる「詩オ書き石」と呼ぶ岩場があり、大鳥居横には万葉の歌碑がある。

 平成13年(2001)に天神の森の保護も考慮し、海岸線を中心とする境内整備の大事業が施された。
Copyright (C) 2008 兵庫県神社庁 All Right Reserved, 記事・写真の無断転載を禁じます。