アサオハチマンシャ 神社コード
麻生八幡社 6316148/本務
所在地 672-8003
姫路市奥山563
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電話番号 079-245-2536(麻生八幡社)
HP
通称名 麻生八幡宮
例祭日 10月上旬の日曜日
例祭の
通称
秋祭
交通公共 姫路駅より市バス「奥山口バス停」下車徒歩10分
交通・車  駐車場がないので歩いて来てほしい。
駐車場 なし
主祭神 足仲彦命(仲哀天皇)  タラシナカツヒコノミコト
配祀神 品陀別命(応神天皇) 気長足姫命(神功皇后)                    
【ホンダワケノミコト オキナガタラシヒメノミコト                    】
祭記事
 例祭は、以前は10月15・6日に行われ、継と奥山の屋台の練り合せや獅子舞、その他子供相撲などが行われていたが、今は10月上旬の土日曜日に奥山単独で屋台練りと獅子舞が催されている。他に、夏祭として7月14日に湯立神事が行われている。

 なお、2月18日に厄除祭も行われる。
由 緒
 当社は麻生山(別名播磨−小富士)南麓、奥山集落の奥に鎮座する神社で、創建時期は不詳であるが、近郷では八幡古社として知られ、八幡三神(仲哀天皇、神功皇后、応神天皇)が祀られている。麻生山は、古来修験道の山として知られ、山頂には聖武天皇勅願と伝えられる華厳寺がある。当社は明治の神仏分離令が出るまでは、この華厳寺別当の明星院が奉斎していた。麻生山については、神功皇后関係の伝説が多数残っていて、皇后が朝鮮出兵の際、この山に立ち寄られ、戦勝を祈願して弓で地を叩くと、たちまち麻が生えたので、これで弦を作ったという類の話が当社に伝わる縁起や古記録に出ている。中世以降は京都の石清水八幡宮の社領であった継荘(つぎのしょう)の鎮守となり、近世には姫路藩から社領を安堵された。

 明治中期になって、それまで氏子であった見野が抜けて、現在では継と奥山地区の氏宮として奉斎されている。

 麻生山山頂の華厳寺には、修験道の開祖とされている「役の小角(えんのおづの)」が祀られており、明治維新までは麻生八幡社の宮寺(奥の院)であった。もともとこの麻生山は山岳信仰の山であり、神仏習合の山である。
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