ワカミヤマツオジンジャ 神社コード
若宮松尾神社 6316141/兼務
所在地 671-1211
姫路市勝原区熊見482
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電話番号 079-272-0664(魚吹八幡神社)
HP
通称名
例祭日 10月22日
例祭の
通称
交通公共 JR網干駅より市バス英賀保駅行き「熊見バス停」下車徒歩7分
交通・車
駐車場
主祭神 大山咋神  オオヤマクイノカミ
配祀神 木花開耶姫命 若雷神                    
【コノハナサクヤヒメノミコト ワケイカヅチノカミ                    】
祭記事
由 緒
 神話によると、大山咋神は、須佐之男命の子「大年神」の子である。「大山咋」とは、古代農耕儀礼のことで、夏至の日の出に猪や鹿を捕獲し、穀物の守護神・大年神に供え、今年の豊作を祈った後、全員で大会食を開くことをいった。

 京都市西京区松尾に松尾神社があるが、ここは、比叡山の日の出を拝み、夏至や冬至などの太陽を観察した古代太陽祭祀の起点とされている。熊見の松尾神社も、ここから分祀されたものと思われる。

 「木花開耶姫」は、容姿端麗なため日本一美しい富士山にある浅間神社の祭神となっている。これも神話によると、日向の高千穂の峰に降り立った「瓊瓊杵神」を、土地の「大山祇神」が歓迎し、自分の娘二人を差出した。姉のイワナガ姫は醜く、妹のコノハナサクヤ姫は絶世の美女。ニニギは妹だけを召し、一夜を共にしただけで、三人の息子を出産。この息子を「山幸彦」もう一人を「海幸彦」とした。熊見にコノハナサクヤ姫が祀られたのは、裏山の京見山を富士山に見立て、豊作をもたらす神として祭った。
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