タカサゴジンジャ |
神社コード |
高砂神社 |
6314114/本務 |
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主祭神 |
素盞鳴尊 スサノオノミコト |
配祀神 |
奇稲田姫 大己貴命
【クシイナダヒメノミコト オオナムチノミコト 】 |
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祭記事 |
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由 緒 |
神功皇后が半島に出兵し、凱旋の途中、この地(鹿児の水門・後の高砂)に停泊なされた時、大己貴命はわれはここに停まり国土を守りたいと告げられ、神教にしたがって宮を建てて阿閇臣の祖瀬立大稲起命を祭主として斎き祀らしめたのに始まる。
円融天皇の天禄年間(970〜973)に疫病が流行し、無数の人々がこれに悩まされ、死亡。国司が阿閇臣正敦に祈らしめると、その夜、神人と神女が正敦の夢に現れ、「われは速須佐雄、奇稲田姫である。わが児大己貴命とともにこの地に住まわんと思う」と告げがある。翌朝、この神託のとおり社頭の松に白木綿が天から現れ棚引き、人々はこれを神霊の御現れと拝み奉り、二神を併せ祀った。これより疫病はおさまって平穏となる。
室町時代に赤松家から神田12町余を付け置かれたといわれ、そのころ足利義満の御前にて観世流の始祖世阿弥によって高砂尉姥の伝説を題材に物語がつくられた。
のちに謡曲「高砂」として、
高砂やこの浦船に帆を揚げて〜
ができ、全国津々浦々に知られるようになる。 |
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