ワキオオトシジンジャ 神社コード
脇大歳神社 6301268/兼務
所在地 651-2105
神戸市西区伊川谷町上脇294
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電話番号 078-974-9677(惣社社務所)
HP
通称名 脇の大歳さん
例祭日 1月15日
例祭の
通称
交通公共 ◆市営地下鉄「伊川谷駅」より南西へ1km徒歩20分
◆明石太山寺線14番系統バス「小寺橋バス停」下車西へ徒歩10分
交通・車
駐車場
主祭神 豊宇気比売尊  トヨウケヒメノミコト
配祀神                      
【                     】
祭記事
 1月15日の春祭に、「ハナフリ」行事がある。各自が榊の小枝を持ち、「米来い米来いヨイヨイヨイ」「麦来い麦来いヨイヨイヨイ」「豆来い豆来いヨイヨイヨイ」と唱え、榊を上下に振る。これを三回くり返して、豊作を祈る祭りである。最近では、麦、豆を栽培しないので、野菜や花に代わっている。

 近年、この地区はハウスを利用した草花の栽培が盛んで、全国に数少ない良質の草花生産地である。
由 緒
 神社の創立年代は、はっきりとしないが、『明細帳』には、「承応2年(1653)7月吉日の棟札有」と記され、明治初期の『調書』には、「二尺四方の柿葺屋根の社殿と五坪程度の藁葺屋根の長納屋が有り、祭神は稲蒼魂神」と記されている。

 この地区は、山と川にはさまれた細長い集落で、戸数は20数戸、そのほとんどが、稲作を中心とした農業従事者である。稲蒼神は大年神、豊受比売神であって、素佐之男神の御子で、一切の食物を司り給う神である。この集落には、この大歳神社の外に諏訪神社がある。片や穀類の神であり、一方は地域守護、武勇の神とされる。この地区の上方に新田が開拓されているのも、関係があるのかも知れない。いずれにしても農耕を中心とした生活であって、自然環境に大きく係わる人々にとっては、鎮守の神が大きな心の支えであり、年毎の豊作、子孫弥栄を願ってきた。
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