ミナミベフコウジンジャ 神社コード
南別府荒神社 6301257/兼務
所在地 651-2115
神戸市西区伊川谷町別府87
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電話番号 078-974-9677(惣社社務所)
HP
通称名 南別府の荒神さん
例祭日 4月10日
例祭の
通称
交通公共 明石より太山寺方面行14系統バス「白水橋バス停」下車新幹線沿いに北東へ15分
交通・車 ●第二神明大蔵谷インターより車で10分
駐車場
主祭神 素盞嗚尊  スサノオノミコト
配祀神                      
【                     】
祭記事
 1月と9月の13日に、御祷と称して戸主が参詣し神事が行なわれる。節分には豆撒行事なども行なわれ、2月の午の日には魚(メバル)、寒天、赤飯が供えられる。

 御祷の行事には、3人の男衆が集まり、宿を決め、前夜から水に漬けた餅米5合ずつを持ち寄り、石臼でこつこつと搗いて、ゴルフボール程度の団子に仕上げる。お供えの後、各自が家族の人数分を持ち帰り、家で蒸して食する。「粢」の一種で、伊川谷地域に残る数少ない行事の1つである。
由 緒
 別府地区は、伊川をはさみ南北に二分され、この南部の地区を南別府と称する。この南別府の西部地区のこんもりとした山中に、荒神社と稲荷神社が祀られている。一説には、宝塚の清荒神といわれたり、岡山の最上稲荷社であるといわれたりする。明治初期の調書によれば、「荒神社梁行三尺五寸、桁行武尺三寸屋根桧皮葺、祭神奥津彦命、奥津姫命」とある。今、この社に覆殿がかけられ、村人はこの拝殿で直会を行なう。『神社明細帳』には、素盞嗚尊とある。常夜燈に「天保五午年」(1834)の銘があり、約160年以前に創建されたのは確かである。いずれにしても、この社が荒神さんと呼ばれ、村民の心の拠り処として古くから祀られていた事は確かである。

また、この大神は疣・出来物等の治療に霊験あらたかで、願掛けの神としても知られ、蛸の絵馬が数多く奉納されたと伝えられている。
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