ソミンジンジャ 神社コード
蘇民神社 6301236/兼務
所在地 651-2313
神戸市西区神出町田井1299
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電話番号 078-965-2266(神出神社)
HP
通称名 しょめんさん
例祭日 10月10日
例祭の
通称
交通公共 ◆JR「明石駅」より神姫バス三木、西脇行「北古口バス停」下車北へ徒歩3分
交通・車
駐車場
主祭神 蘇民将来神  ソミンショウライノカミ
配祀神                      
【                     】
祭記事
 神社の維持管理は月当番の氏子が行ない、秋祭には氏子役員が参拝して直会を行なっている。また、当日には子供相撲が奉納される。
由 緒
 御祭神である蘇民将来は、『備後風土記』逸文の茅輪の起源のところで次のように記されている。神代の昔、武塔神(素盞嗚尊)が南海に向う途中、或る所で宿泊しようとして、蘇民将来・巨旦将来兄弟に宿を求めたところ、弟の巨旦将来は裕福な身でありながら宿を拒んだの対し、兄の蘇民将来は貧しい身であったが尊をお泊めし、粟飯を饗して待遇した。その後、年を経て、尊は再び蘇民将来の家を訪れ、「もし天下に悪疫が流行した際には、ちがやを以って輪を作り、それを腰に着けておれば免れる」と教えた。この故事に基づき、蘇民将来と書いて門口に張れば災厄を免れるという信仰が生じ、また、祓いの神事に茅輪を作ってこれをくぐり越えるようになった。

 神社は、もともと神出神社雌岡山の中復に祀られていたが、いつの頃か、氏子である田井の人が御神体を運び出し、現在の田井鍋谷に奉斎したという。戦前中、出征する時は必ず当社に参詣して武運長久を祈り、また、氏子達も盛大に兵士を送ったという。

 現在の社殿は流れ造りで、境内石灯籠は昭和29年(1954)に奉納されたものである。
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