ヒガシオオトシジンジャ 神社コード
東大年神社 6301229/兼務
所在地 651-2311
神戸市西区神出町東1170
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電話番号 078-965-2266(神出神社)
HP
通称名 大年様
例祭日 8月13日
例祭の
通称
交通公共 ◆JR「明石駅」より神姫バス三木、西脇行「老ノ口バス停」下車東北東へ徒歩20分
◆JR「大久保駅」より明石市営バス「天王山テニスコート前バス停」下車徒歩10分
交通・車
駐車場
主祭神 大年神  オオトシノカミ
配祀神                      
【                     】
祭記事
 正月4日に「振り花」行事が行なわれる。
 当日、拝殿中央に村の責任者たる部落長が座り、昨年の世話役が右側、今年の世話役が左に向い合って座る。その他の村人達は拝殿前にて振り花を持って並ぶ。部落長が大きな振り花をかざし大声で「大年」といいながら、昨年の世話役の前にドスンと立てる。次に、今年の世話役の前に同じくドスンと立てながら「花年」と大声でいって置く。これに呼応して村人全員が「ヨイヨイヨイ」と囃す。つまり「オオトシ、ハナトシ、ヨイヨイヨイ」となる訳である。
 各自この振り花を家に持ち帰り、稲の種蒔きまで神棚に祀り、種蒔きのとき苗代に立て豊作を祈る。
由 緒
 平安(794年〜)初期に、京都伏見から、平氏の一族がこの古神の地に移り住み、農耕・穀物の神の大年神を祀ったのが当社の創始と伝う。大年神は雌岡山の祭神の子神であり、子神を祀る村、子神、小神、古神と変化してこの地区の地名となった。

 茶釜の一文字罐子は茶の湯の愛好者に珍重されているが、当地の古神一文字種子は、鋳物師竹中出雲守作で特に有名である。その鋳物工場が不明であったが、近年神社後方の竹薮附近から鉱滓が出土し、鋳物工場跡であることが判明した。竹中出雲守は慶長19年(1614)に豊臣秀頼が京都方広寺大仏の吊鐘(大坂の陣の導火線となった「国家安康」の鐘)を鋳造するに当たり上京した。
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