キタソウオイツクシマジンジャ 神社コード
北僧尾厳島神社 6301138/兼務
所在地 651-1601
神戸市北区淡河町北僧尾1682
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電話番号 078-959-0436(淡河八幡神社)
HP
通称名 橋本の宮
例祭日 7月16日
例祭の
通称
交通公共 神姫バス「淡河農協前バス停」下車北へ徒歩20分
交通・車
駐車場 あり(2台)道路上
主祭神 市杵島姫命  イチキシマヒメノミコト
配祀神                      
【                     】
祭記事
【写真4】農村舞台
由 緒
 当社の創建は、明治3年(1870)の『奉社伝記』によると、「田畑開発、五穀豊穣を祈り、延文4年(1359)6月16日、市杵島姫命を祀るに、一村繁栄す」と記されている。

 往古、淡河湖伝承の橋のあった所に、鎮座していたと伝えている。

 平成6年(1994)に新築した、千木・鰹木を載せた銅板葺の覆屋兼拝殿の中に、築年不承なれども、壮麗な本殿がある。「天明4年」(1784)と刻まれた石灯籠がある。

 境内北側に、安永年間(1772〜)建築の茅葺農村舞台(かつて当地に存在した15棟の内の、唯一現存の遺構である)がある。この種の建物では日本最古のものとして、兵庫県の有形文化財に指定され、見学者も多い。

 本来は神社の長床にも用い、併せて歌舞伎上演の場ともなったようであるが、バッタリ・チョボ床・太夫座等、独特の構築を備えて、近世芸能史上の貴重な資とされている。

 地元での上演は、大東亜戦争中を除き、終戦直後も青年有志により行なわれたというが、現在は完全に中止している。
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