ナカオダイジングウジンジャ 神社コード
大神宮神社 6301041/本務
所在地 651-0057
神戸市中央区中尾町10-20
 
電話番号 078-251-1000(櫻井)
HP
通称名 中尾大神宮
例祭日 4月第1日曜日
例祭の
通称
交通公共 市バス青谷経由「熊内5丁目バス停」下車北へ徒歩10分
交通・車
駐車場
主祭神 天照皇大神  アマテラシマススメオオカミ
豊受大御神  トヨウケノオオミカミ
配祀神 本殿背後に、明治時代以前の神仏習合の風習による「大日如来」が、また本殿北側には、周辺の開発過程において、山中や野辺に祀られていた地蔵尊、宝塔などが祀られ、その多くが百年以上経過していると考えられる。
祭記事
例祭の頃には境内の桜が満開になり、氏子崇敬者の目を楽しませていたが近時、老木となり安全上の理由から除去された。 現在はそれに代わる「若木」の成長を楽しみに待っている。

【写真は往時の春祭と末社巡拝】
由 緒
伝承によれば元活田長狭付近(生田神社の元鎮座地)を支配した豪族「布敷首(ヌノシキノオビト)」の一族がこの地に移り住んで伊勢から天照皇大神、豊受大御神を勧請したと伝わる古社である。長い歴史の中で戦乱や社会情勢の変化のなか、明治 6 年(1873)に「村社」に列せられる。同年政府の施策により、いったん二宮神社に合祀されたてものの地域住民の厚い請願により大正 12年(1923)に合祀を取り消し、この地に奉斎した。戦前には、立派な社殿とともに社務所もあったが、空襲の戦火で喪失した。現在の本殿その他は昭和 40 年(1965)代に、地域の人々の努力により再興されたものである。その頃はまだ境内から神戸の街や海が一望できたが、現在では周囲に住宅が建ち視界が大きく遮られてしまい、やや残念である。ちなみに「中尾」という地名は「いくたながを」の地名が転化したと考えられ、中尾町は、狭い急な坂道が入り組んでおり、氏子の方でないと神社への道筋を説明するのは困難かも知れない。
現在、阪神大震災の被災とともに氏子域の変化により、神社を支える人たちの減少で社殿、鳥居や玉垣など痛みが顕著になり、令和5年春から就任した宮司が大規模な補修を含む次なる新たな復興目指して神道教化活動とともに支援の輪を広げる活動をしている。
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