オオヒルメノミコトジンジャ |
神社コード |
大日女尊神社 |
6301016/兼務 |
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主祭神 |
大日女尊 オオヒルメノミコト |
配祀神 |
素盞嗚命 大山祇神 若年神 金山彦神
【スサノオノミコト オオヤマツミノカミ ワカトシノカミ カナヤマヒコノカミ 】 |
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祭記事 |
「大如女来」は「天照大神」の本地とする「両部神道」は神仏分離令によって歴史の表面から姿を消したことになっているが、此処「野寄」の地元人は霊祭日の9月28日、神事より先に「大如女来」への般若経転読を寺僧と共に行なっている。 |
由 緒 |
元禄5年(1692)の『寺社帳』によると、此の村(野寄村↓本山村野寄・現在西岡本、一部田中町・甲南町)に神社はなく、藁葺弐間四方の「大日堂」があり、敷地35間半2尺3寸に21間、それに16間に4間の馬場があったようである。
本尊は「大如女来」で、住吉神宮寺の僧(真言宗)が大般若経を転読したと伝えられている。
明治元年(1868)、神仏分離令が布告せられたので、村に神社をと相談し、本尊は村内の寺院にあずけ、お堂をそのまま社殿とし、旧家の宝刀を御神体に献じ、「大日女尊神社」として「天照大神」を奉祀した。
両部神道の名残といえようか。社紋も「真言法輪」である。
現在の社殿は昭和38年(1963)、永年の(昭和13年大水害流壊以来)念願かなって再建されたもの、境内にある「水神宮」とある大神号碑は、住吉川に水車を持っていた人たちの信仰篤かった「水神宮」の木の祠が朽破したため、その代りに建てられたものである。
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